五郷について

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文化は山から降りてくる。
香川県の西、観音寺・大野原を潤す柞田川 (くにたがわ) の源流に「五郷」という山郷があります。
山の辺に佇む5つの村落、すなわち、井関 (いせき) 、内野々 (うちのの) 、田野々 (たのの) 、有木・落合 (おちあいありき) 、海老済 (えびすくい) ・石砂 (いっさこ) を
総称して「五郷」と呼びます。古くは、伊予や阿波、土佐へと通じる峠道として、四国の様々な文物が五郷を通って讃岐にもたらされました。

山から始まるいのちのつながり。
山は水を生み、木を育て、さまざまな恵みをもたらします。
讃岐山脈に降り注いだ雨は、川を下り、里の田畑を潤します。
雨の少ない香川にあって、五郷につくられた井関池、豊稔池、五郷ダムは、
大野原の水がめとして、農業や人の暮らしを支えてきました。
山は水を蓄え、森を育み、里の暮らしをつなぎます。

五郷5つの幸せ

五郷読本

PDF Download 五郷読本(タイトル:「五郷~文化は山から降りてくる」)をご覧ください。この冊子は、中山間地域に位置する“五郷”の魅力や問題点を外部の視点から編集したものです。~中山間地域の暮らしは、長らく国土を保全する公益的な役割を担ってきましたが、高齢化や過疎などにより、その多くが存続の危機にあります。どうすれば持続的な暮らしを再構築できるか。私たちは地元の方々に学び、一緒に考えながらこの冊子を作成しました。なお、冊子の内容は、右の「PDF DOWNLOAD」よりダウンロードできます。この冊子を通して、一人でも多くの方に五郷に足を運んでいただけたら幸いです。
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